「柳生の庄」は、昭和34年、東京芝白金に開業した料亭「柳生」に始まり、京懐石を礎とする本格割烹を原点としております。
さらに料理を深め、心意気を高める中、修善寺の里山に残る日本の風情と出会い、昭和45年、修善寺温泉旅館「柳生の庄」の開業へと至りました。
客室
古典的な風情のある数寄屋造りの15部屋は、すべて間取りや佇まいが異なる造りとし、部屋から臨む庭の景色も、それぞれ里山の情緒を楽しんでいただけるように設えました。石組、露天、半露天、内湯のお風呂は、左官仕上げなどの古来の手法で造り上げており、各部屋で趣の違いをお楽しみいただけます。
料理
「柳生の庄」は、東京芝白金の料亭「柳生」に伝わる本格割烹料理と京懐石を礎に日本料理の粋を追究してまいりました。「柳生」「柳生の庄」初代料理長松宮克夫（西園寺侯爵邸、京都瓢亭、東京星ヶ丘茶寮を経て、柳生、柳生の庄、勤務二十五年）、二代目料理長姉崎惇夫（柳生、柳生の庄、勤務三十余年）の伝えを受け、熱いものは熱く、冷たいものは冷たくの基本を守り、地元ならではの食材や旬の食材を活かして居ります。何より素材の真味を大切にし、季節を楽しんでいただけるよう考え、心を込めて作って居ります。
温泉
共用の湯として「武蔵の湯」と「つうの湯」の２つの大露天風呂をご用意しております。毎日男女を入れ替えるため、両方の風情をご堪能いただけます。平成21年改修の際に東屋を設け、冷たいお水（修善寺温泉水）をご用意いたしました。お休みをはさみながら、ゆったりとお湯をお楽しみいただけます。元湯は西暦807年に開湯された修善寺温泉で、“美肌の湯”とも呼ばれるやわらかな湯です。（弱アルカリ性PH8.3、メタケイ酸65mg/kg）
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺1116-6 TEL：0558-72-4126
